石川県の地盤調査事例

石川県の地盤について

昭和49年度から令和元年度まで45年間、金沢市内を測量した結果、60cmの地盤沈下が認められています。

特に12月中旬から3月中旬まで、消雪用地下水の揚水の稼働、停止による急低下・急上昇がみられます。同じく金沢市では、過去に地震による液状化現象が起きたこともありました。

また、能登半島沖で発生した能登半島地震でも、石川県内の埋立地と沖積平野で液状化現象が発生しており、この地域も注意が必要です。七尾市内では地盤沈下が発生したことに伴い、昭和47年1月に七尾港周辺地盤沈下対策協議会を発足するなど、沈下の機構の究明を進めました。

スウェーデン式サウンディング試験を中心に調査

住宅を建てる地盤の状態を的確に判断するために、各種地盤調査を行っています。株式会社カナイワで採用されている調査方法は、軟弱地盤を細かく把握でき、安価で信頼性のある戸建住宅の調査であるスウェーデン式サウンディング試験です。その他にも、地盤構成の確認等のためのボーリング調査、地盤の硬さなどを調べる標準貫入試験等も行っております。

さまざまな調査方法を実施

中部地質株式会社では、地質・土質に熟知した技術者および新しい試験機器により、常に品質を追求しています。そして、得られた結果の報告のみにとどまらず、調査計画立案から結果報告、設計・施工に関する留意点や、必要に応じて追加調査の提案も行います。実際の調査としては、調査ボーリング、各種サウンディング、孔内試験等さまざまな方法を実施しています。

さまざまな調査方法を用いる

地盤調査にはさまざまな調査方法を用います。小規模建築物の地盤調査に主に用いられ、土の硬軟、締まり具合、大まかな土質構成の判定が可能なスクリューウエイト貫入試験（旧スウェーデン式サウンディング試験）、標準貫入試験のN値とほぼ同等のNd値が得られるオートマチックラムサウンディング試験、硬質地盤や深い深度までの地盤が確認できるボーリング調査などがあります。

各種地盤調査・試験を行う

ナチュラルコンサルタント株式会社における地盤調査は、切土法面や崩壊地形、構造物基礎地盤の調査を行います。地質観察や弾性波探査、ロックハンマーテスト、岩石試験なども行います。各種試験では、軟弱地盤の状況把握、地盤支持力の評価、圧密沈下量の予測、施工品質管理試験を行います。調査・試験内容としては、現場CBR試験、ボーリング調査、サウンディング試験等数多くあります。