茨城県の地盤調査事例

茨城県の地盤について

北部山地に代表される山地には、各種岩盤類が基盤を形成し、その上位を黒ボク土や岩盤風化土砂などが被覆しています。丘陵地は、基本構成はほぼ山地に準じていますが、その上位は黒ボクやクローム土が被覆しています。

いずれも、宅地利用に際しては、造成による地盤状態の改変を考慮して、自然地盤の状態と人工的な盛土部分とのバランスに配慮した慎重な対応が必要です。県中央部および西部にひろがる台地には、砂礫や泥流堆積物により形成された地形面（洪積台地・段丘面など）の上位に、火山灰質のロームが厚く分布しています。

住宅地盤としては良好ですが、ロームの分布地域では、地表付近を黒ボク土が厚く被覆する場合もあるため、注意が必要です。県南東部に発達する低地は、河川流域や開析谷および沿岸部に分布し、いわゆる沖積層を成しています。住宅利用を考えた場合は、軟弱地盤を形成していることが多いため、基礎形式の選定は特に慎重に行う必要があります。

スウェーデン式サウンディングを行う

有限会社六大設計は、土地を有効活用するために、敷地状況、周辺環境の調査、測量、地盤調査などを優れた機器と技術を駆使して、高精度な情報を提供します。地盤調査は、住み良い家づくりを行うために欠かせない重要な調査です。有限会社六大設計では、スウェーデン式サウンディング試験を行い、地盤状況によって約10m位の深さまで調査を行い、地盤の強度を調べます。

多種多様な地盤調査を行う

常陸測工株式会社の経営方針としては、「常に消費者に満足していただき、喜んでもらえる商品を提供することによってその報酬をいただきましょう」を掲げています。地盤調査においては、標準貫入試験（ボーリング調査）、スウェーデン式サウンディング、物理・力学試験、CBR試験、軟弱地盤技術解析、各種基礎の検討、各種原位置試験、各種室内試験、揚水試験、電気探査を行っています。