東京都の地盤調査事例

東京都の地盤について

東京の地盤は、山手エリア（山地・丘陵地）と、下町エリア（沖積低地）、山や台地を刻む谷に堆積した土でできている谷底低地に分類されます。このうち、地震被害が拡大しやすいのは、沖積低地と谷底低地です。

いずれも、山手エリアに比べて地盤が軟弱になっています。山手エリアは、国分寺市や小金井市、西多摩郡などのある武蔵野台地に代表されます。低地は、タワーマンションがひしめく豊洲のある江東区や日本屈指の繁華街・銀座のある中央区、スカイツリーのある墨田区などの沿岸部や川沿いに代表されます。

多種多様な調査を行う

株式会社地盤調査事務所は、さまざまな地盤調査を行っています。地質調査では、各種ボーリング調査により、乱れの少ない試料の採取、地表地質調査を行っています。原位置試験では、スウェーデン式サウンディング試験、オートマチック・ラム・サウンディング試験、電気式コーン貫入試験等、探査・検層では、物理探査・検層、弾性波検査、電気探査・検層等、室内土質試験では、物理試験、力学試験、液状化試験等を行っています。

数多くの地盤調査実績

地盤調査としては、地質・土質・材料の調査、土質・岩盤の試験、地下水・地盤沈下・流量の計測などの地質関連調査を主に行っています。主な実績としては、2020年の道路災害防除工事に伴う地質調査、2019年の台風19号被害対策工事に伴う地質調査、2014年の杉並保育園移転工事に伴う地盤調査、2010年の尾原ダム平板載荷試験等、数多くあります。

地盤の性質を見極める

構造物を支えているのは地盤であり、特に地震の多い日本における建設計画は、まず地盤の性質を見極めることが、非常に重要な問題となります。そのような中で、大洋地下調査株式会社は、これまで蓄積された経験、実績および技術力をもとに、緻密な調査計画の立案から、調査・計測そして管理・解析・施工まで行います。

多種多様な地盤調査

地盤調査は、多種多様な調査を行っています。ボーリング調査では、標準貫入試験や孔内水平載荷試験、現場透水試験、揚水試験、PS検層・密度検層等、室内土質調査では、物理試験、化学試験、圧密試験、一軸圧縮試験、三軸圧縮試験等、サウンディング試験では、スウェーデン式サウンディング試験、ポータブルコーン貫入試験、簡易動的コーン貫入試験等、載荷試験では、地盤の平板載荷試験と現場のCBR試験といったように、多岐にわたっています。